コトラのカルチャー、第2回は、”朝会の意義”についてです。
【特集】コトラの「カルチャー」 〜第2回〜
コトラでは、毎朝の情報共有会議(コンサルタント)や月曜の活動・パイプライン会議があります。CRMシステムが充実し、社内SNSでも積極的に相互に情報発信をしているコトラでは、なぜ毎日朝会を行っているのでしょうか。オンラインだけではなく、オフラインでの情報共有と意見交換(ディスカッション)を重視しているからです。
前回、社内SNSであるWorkplaceの活用について記事を書きました。オンラインでの情報共有の仕組みが潤沢にある以上、情報共有のためにわざわざ対面で集まって会議をするのは、無駄に思えるかもしれません。ですが、実は有益なんだよ!というのが本記事の趣旨です。
朝会は、究極的には「ある目的」のために行っています。「ある目的」とは、
「他のコンサルタントが関わっている案件や候補者を聞き、協働を進めるため」
です。したがって、各コンサルタントは、他のコンサルタントが関わっている案件や候補者についての情報共有を受けてキャンディデートと案件のヒントをもらい、その場で事例を共有して、意見を交換することにより、みんなと自分の知見を高めることが求められます。
そうはいっても、聞いた話をあとから思い出そうと思っても、なかなか上手くはいきません。エビングハウスの忘却曲線ではありませんが、人は時間が経つと忘れてしまいますし、他の業務が目の前にあるとなおさら思い出すことが難しくなるでしょう。コトラでは、情報共有の機会を活用して協働を実現するため、PCや社用携帯を持ち込んで、その場で求人と候補者のマッチングを行うことも推奨されています。
毎朝の情報共有会議(コンサルタント)では、前日の企業訪問や新たに得た企業情報、求人情報の共有を行います。また、その日の面談予定の候補者の方の情報についての共有もなされます。そうした動きのある良質でホットな情報に触れることができる環境は、コンサルタント同士の協力を生む土壌となっています。