こんにちは!コトラ内定者の羽鳥です。”プロフェッショナル人材”の転職支援を行っているコトラ。
今回コトラが求める人物像を、インターン生として働いている自分の視点からお伝えしたいと思います。
新卒、中途問わずコトラに興味を持っている方々に、是非読んでいただきたいです。
新卒就職活動の動向
21卒就職活動の広報解禁まで2ヶ月を切り、大学3年生の多くが就職活動を意識し始める頃だと思います。この記事の読者には、夏、冬に行われたインターンシップへ参加したり、外資系やベンチャー企業を志望している方はすでに本選考を受けられた人が多くいると思います。ここ数年、就職活動のスケジュールは早期化の傾向にあります。加えて経団連は2018年に、21卒採用から就活ルールを廃止することを正式に決定しました。後に就職活動は政府主導で行われることが決定され、21卒の就職活動は従来の日程で行われますが、就職活動はますますの早期化が進んでいる現状であります。「3年生の3月に広報解禁、4年生の6月から面接解禁」というルールは一応存続しているものの、ほとんど形骸化しており、2020年1月時点で内定を持っているという人も少なくはないでしょう。
企業求める学生像
では早期化が進む就職活動において、企業はどのような学生を求めているのでしょうか。当たり前ですが、企業は「自社で活躍してくれる人」を求めているわけです。では具体的に、企業はどのような人を「活躍してくれる人」と想定しているのでしょうか。ここで企業向けのアンケートデータを紹介したいと思います。
日本経済団体連合会が平成30年4月17日に発表した「高等教育に関するアンケート」によれば、企業が学生に求める資質、能力、知識は文系・理系学生ともに「主体性」「実行力」「課題設定・解決能力」が上位となっています。
イメージを具体的にするため、日本を代表する企業が採用ホームページに掲載している「求める人材像」や、企業が外部メディア等で発信している情報を見ていきたいと思います。
各社の求める人物像
・アビームコンサルティング
1. 自ら考え行動できる人
2. 周りを巻き込んで前に進める人
3. チャレンジを楽しめる人
4. 負けない人
・メルカリ
Go Bold – 大胆にやろう(リスクテイクできる人)
All for One – すべては成功のために
Be a Pro – プロフェッショナルであれ
・オリックス
“Creativity”
~絶えず新たなビジネスを自ら創り出す人材~
“Challenge”
~「高い専門性」を身につけ、「チャレンジ」し続けられる人材~
“Team Play”
~多様な価値観を認め、周囲を巻き込みながら主体的に行動できる人材~
・ライオン
熱い心と冷静な眼、実現する強い意思、新たなことを考える想像力
・トヨタ自動車
自ら高い目標を掲げ、周囲を巻き込んで挑戦していく人
・ベネッセ
- 溢れるバイタリティで、どんな環境も飛びこんでいき、困難を乗り越える事が出来る人
- ビジネス志向があり、ロジカルな戦略立案で事業を創造する事が出来る人
- 常に好奇心と成長意欲を持ち、想いをカタチにする為にチャレンジし続ける事が出来る人
- 自らの強みを「個人」で完結させず、「チーム」の中で発揮していく事が出来る人
- 仕事の中、地域や社会のつながりの中で、気づきを持ち、視野を広げる事が出来る人
・ソフトバンク
ソフトバンクの変化を楽しみ、何事もチャンスと捉え挑戦する人
やはりアンケートの上位に位置する「主体性」「実行力」「課題設定・解決能力」の要素が「挑戦」「やり遂げる」「想像力」などのキーワードに現れていることがわかります。新卒採用では、学生をそのポテンシャルで採用するため、企業は「英語力」「資格」などの知識面よりも、「主体性」「実行力」などのマインド面での能力を重視するようです。
コトラが求める人物
ではコトラではどのような人物が求められるのでしょうか。コトラの採用サイトには
【こんな方を歓迎します】
・学びに貪欲で、学んだことを行動に変える方
・専門分野をもちたい方
・業務においてスピードを重視する方、マルチタスクな方
・高いレベルの業務知識・見識を習得していくため、
※ 人材業界の経験は不問です。
これらを求める人材像として掲載しています。では実際のところはどうなのか、ここからはインターン生として約3ヶ月間働いて感じた、コトラで働く上で求められる能力をお伝えしたいと思います。
・自分の頭で考え、行動すること
社員インタビューでも書かせていただきましたが、「自分の頭で考え、行動すること」がコトラで働く上で求められると思います。逆に言えば「言われたことしかやらない、できない人」、そして「考えてばかりで行動に移さない人」もコトラで活躍することが難しいということです。
やはり、コトラでもアンケート結果と同様に「主体性」を持った人材を求めていますが、他社よりもこの能力が求められる職場ではないかと感じています。というのも、コトラには管理職という役職は存在しません。社長の下に部長がいて、その下に課長がいて、その下に・・・という一般的な企業とは違います。コトラでは社長の下に社員がいて、その社員同士の関係はフラットなものになっています。そのため上司からの指示というものは基本的にはなく、指示待ちの人間になってしまうと何も仕事ができなくなってしまいます。社員ひとりひとりが当事者意識を持って働くことが強く求められる社風だと、実際に働いて強く感じており、「言われたことしかやらない、できない人」は活躍することが難しいと思います。
同様に「考えてばかりで行動に移さない人」も活躍することは難しいと思います。これは、全く考えなしにとにかく動けと言っているのではありません。社会人である以上、特にコトラが相手とする企業や、求職者の方はプロフェッショナル層であるため、専門知識等の情報収集は必須です。「考えること」と「行動すること」のバランスを考える必要があります。
コトラの研修では伸ばすべき能力のひとつとして「行動力」を設定しています。
よく考えることは確かに大事だとは思いますが、リスクを恐れてしまうあまり、行動に移すのが遅くなってしまうということもあります。
・もっとよく考えてから行動しよう
・まだ考え足りない
・お客さまから要求と違うと言われたくない
と思っているとキリがありません。このような自分を守るための恐怖心が、人の成長を阻害してしまいます。ある程度考えたら、すぐに行動することがコトラでは「善」と認識されるのです。
実際コトライフの記事作成業務も、インターンの2日目から始めました。「こういう内容の記事を書いてくれ」と指示されるのではなく「どういう内容にしたら読者が興味を持ってくれると思う?」と意見を求められました。最初はアバウトな指示に困惑しましたが、自分の力で解決するからこそ、日々の業務で成長していることを強く実感することができています。また責任感のある仕事を早くから任せてもらい、学生ながらも一人の人間として尊重されているのだと感じました。その他にも、私がやりたいといったことにはきちんと耳を傾けてくれ、チャンスがあればチャレンジさせてもらっており、とても気持ちよく仕事をしています。居心地が悪いと感じたことはありません。主体性を持ち、チャレンジ精神が旺盛な方には最適な職場ではないでしょうか。
終わりに
上記の点がインターン生として働く中で感じた、コトラが求める人物像です。コトラに興味関心を持っている方の参考となれば幸いです。
コトラは現在社員を増やしながら、絶賛事業拡大中です。「専門知識を身につけたい方」「”プロフェッショナル人材”と関わりたい方」そして何より「頭を使って主体的に働きたい方」、ぜひともコトラで共に働きましょう!