“誰一人取り残さない(no one will be left behind)”【コトラと社会】

“誰一人取り残さない(no one will be left behind)”。これは、「持続可能な開発のための2030アジェンダ(2030アジェンダ)」のスローガンの一つです。2030アジェンダの中核をなすのが、最近耳にすることも多いSDGs(「持続可能な開発目標」、Sustainable Development Goals)です。社会の流れとして、「誰一人取り残さない」包括的で持続可能な成長が重要視されています。

こんにちは、内定者の澤田です。内定者インターンとして、コトラの新卒採用の企画全般と1dayインターンや説明会等の実施を担っています。唐突にSDGsや「誰一人取り残さない」といった話を始めたのには、理由があります。コトラの説明会に参加された学生さんの中には、コトラが「誰一人取り残さない」世界とは、対極の仕事をしていると感じる方が時折いらっしゃるものの、その誤解を解くのに十分な時間を割く事が出来ない場合があるからです。早とちりをしてしまう学生さんには、コトラが専門性の高いハイクラスの方を主なターゲットとしているというところから、困っている人や弱者は見捨てて、恵まれた特権的な人に対してのみに利益あたえていると映る場合があるようです。

たしかに、NGOやNPO、あるいはBOPビジネス(途上国におけるBOP(base of the economic pyramid)層を対象としたビジネスで、水や生活必需品・サービスの提供、貧困削減等の様々な社会的課題の解決に資することが期待される )等と比べると、そうした現在困窮している層の人に対してコトラが「直接的」に果たしている役割は極めて限定的です。

しかし、ときには、コトラがハイクラスの人を対象としていることから、(NGOやBOPビジネスとの比較ではなく)新卒・第二新卒向けの人材紹介業や人材派遣業との比較においても、コトラの取り組みはより限定的であると思われることがあります。そうした見方をされてしまうことは、少し残念です。そんなことはないと思うからです。

なぜなら、①コトラのビジネスは社会全体の効用を高めており、また、②コトラで働くことによって社会にとってより価値のある知見を得て社会に還元することが可能となるからです。今回は、そうしたコトラが社会全体に対して与えているポジティブな影響と、普段は強調することの少ないCSRチックなトピックをいくつかお伝えできればと思います。

 

コトラと社会

①コトラのビジネスは社会全体の効用を高めている

コトラは、豊かな社会の実現への貢献しています。コトラでは、専門性の高いプロフェッショナルの方々に対して、ご活躍いただける環境(求人/機会/情報)を提供しています。それによって、専門性の高いプロフェッショナルが活躍する社会、強みを発揮するのこと出来る社会の実現を目指しています。専門性・スキルの高い方が、まだ仕組みの整っていない企業や業界に移動し、そうした企業や業界の仕組みづくりを担うことで、当該の企業や業界の生産性が上がります。それはひいては、社会全体の生産性の向上に繋がります。生産性が向上し、収益性が向上すれば、必然的にその企業や産業ないし社会で働く人の給与の向上に繋がりますし、納税額も増加します。専門性の高いプロフェッショナルが活躍する社会の実現こそが、(生産性が高く、給与も高く、十分な税収によって再分配も行われる)豊かな社会の実現への一つの道筋であると思います。

②コトラで働くことによって、社会にとってより価値のある知見を得て社会に還元することが可能となる

コトラで働くことによって、価値の創造と社会に対する還元が可能となると考えています。これは、コトラでハイクラスの方と対峙していく経験を積むことや専門性を重視して働くことで、体系的で再現性のある知見を得やすいという点がその前提にあります。これは、不確定要素と測定不可能な要素が多い新卒採用や派遣との比較で言える点です。例えば、新卒紹介や派遣ビジネスでは、ポテンシャル採用・未経験可・エクセルが使える方といった広範すぎて曖昧な定義・要件や、人間性・人柄といった本来的には単純に測ることなどできない要素に終始しやすいため、そうした要素よりもいかにして相手をコントロールするかといった、より本質的ではない部分に焦点が当たりやすい傾向があります。コトラで働くことによって得られる、相対的により価値のある知見を必要な人や社会に対して還元できるという意味において、コトラで働くことで、社会に対して良い意味で影響を与えることが出来ると言えます。(そして、この点は私がコトラで働くことを魅力に感じた一つの理由でもあります。)

現時点で、私が出来ること、社会に与えられるインパクトは、たかが知れています。私自身が専門性や付加価値をつけること、成果を出すこと、そして可能性を最大化するための適切なプロセスや考え方を得て、再現性のある形でそれを社会へ還元する方が、大局的に見て、より意義があり価値の大きい行動であると考えられます。私自身、こうした考えを持っていることもあり、一部の就活生が、新卒向けの人材紹介業や人材派遣業との比較において、コトラを「誰一人取り残さない」世界とは対極の仕事をしていると認識してしまっていることは非常に残念に思います。私自身も、「誰一人取り残さない」世界の実現に向けた貢献を本気で考えているコトラについて、まだまだ十分に発信できていないなと思います。

コトラの取り組み

女性のエンパワーメント

コトラは、W20(Women20)のSpecial Sponsors by Female Entrepreneurs(女性起業家特別協賛)企業です。2019年3月12日(火)の日本経済新聞朝刊に、WAW! / W20 のカラー広告が掲載され、中央下に小さくはありますがコトラの社名が掲載されました。

2019年3月12日(火)日本経済新聞朝刊にて広告掲載

W20(Women20)とは
毎年各国で開催されるG20サミットに向けて、20カ国共通の優先課題である「女性のエンパワーメント」の達成をミッションとするオフィシャルエンゲージメントグループです。W20 JAPAN 2019は、第5回目の開催となる国際女性会議 WAW!と2019年3月23-24日に同時開催し、G20参加国の代表団はもとより、世界から各国のトップリーダーが参加する予定です。

W20のイベントに先立ち、昨年10月にコトラ代表取締役の大西が河野外務大臣との交流会に参加しています。

河野外務大臣と女性起業家の交流会(コトラ代表取締役の大西は前列左、外務省ホームページより)

社内における “誰一人取り残さない(no one will be left behind)”

コトラでは、フラットかつオープンな組織づくりを行っています。具体的には、日々のリアルな会議に加えて、WorkplaceやSalesforceといったICTツールを使い、情報をオープンにし、情報へのアクセスおよび発信を容易にしています。明文化されたルールを整備しするとともに、定期的にアンケート等を実施し、改善提案をすることが推奨され、かつ、立候補で自ら会社における役割を担うことができます。

この組織作りの前提として、情報に対して誰でも公平にアクセスできる体制を作ることが、SDGsの基本理念である「誰一人取り残さない世界の実現」に近づくという考えがあります。なぜなら、人はみな身の回りの人やコミュニティに対して善い行いをしたいと思っており、正しい情報を知ることができれば、人は自分で行動を起こすと考えているからです。かつて情報の流通のためには中継機能が必要でしたが、現在はICTの発達によって中継が必要なくなり、フラットな組織・関係が可能になっています。

SDGsとコトラ

女性のエンパワーメントと重なる部分もありますが、より包括的な情報として、コトラのSDGsの取り組みについてお伝えしたいと思います。

「持続可能な開発目標(SDGs)」は持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

コトラでは、「企業文化を支える取り組み」の一つとして、社会課題の解決を目指し、SDGsの達成、貢献に向けて取り組んでいます。

4.質の高い教育をみんなに
4.4 AIを中心とした技術的、職業的スキルを未来の専門家である大学生にたいして提供します。
5.ジェンダー平等を実現しよう
5.5 女性リーダーシップの必要性をあらゆる企業に啓蒙し、リーダー人材をご紹介します。
5.b 女性のエンパワーメント促進のため、ICTを活用し、あらゆる場所での就業可能な環境を提供します。
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
代替エネルギーを提供する企業にリーダー人材をご紹介し、産業の活性化に貢献します。
8.働きがいも経済成長も
8.2 高付加価値セクターや労働集約型セクターに対して多様かつ技術力、専門性のある人材をご紹介し、経済生産性向上に貢献します。
8.5 ディーセント・ワーク、同一労働同一賃金の達成のために、雇用流動化に貢献します。
8.6 若者への優良企業の紹介、業界研究会を通じて、適切な就業機会の創出に貢献します。

最後に

ここまで、コトラの社会に対する貢献やCSR、SDGsに関わるコトラの取り組みをお伝えしてきました。最後までお付き合いいただきありがとうございます。これからも宜しくお願い致します。